2012年12月31日月曜日

冬休みに入ります。

当ブログは、寒さのために、しばらく冬休みに入ります。
皆様、2013年がよい年になりますように。

This BLOG will be closed for a while because of the Coldness of this Winter.
I will have a Winter Vacation.
I hope all of you will have a Happy New Year 2013.

2012年12月30日日曜日

Annual Report(4) Quick Trip 2012

2012年の貧乏旅行を振り返る。
My Poor and Happy Quick Trip in 2012

今年も、1月、6月、9月の三回、「大人の休日、4日間乗り放題パス」(12,000~15,000円)を使って、青森、長野、金沢、秋田などにで出かけた。遠隔地にもかかわらず、新幹線のおかげで、日帰りが可能になったのだ。無駄な公共事業には反対だが、あれば便利だね。

Main destinations of this year's Trip, SENDAI, AOKORI, AKITA, NAGANO and KANAZAWA.
You can visit at these cities from Tokyo in one day with using Shinkan-Sen, Bullet Train.

If you have free ticket for foreign people I recommend to visit these places in one day  without carrying big luggage but leave them in the hotel in Tokyo. So you should choose very reasonable hotels or even cheap one near OMIYA.

01/13 仙台、冬の仙台は寒いが雪は少なかった。
01/14 青森、2mの大雪を体験。駅構内の蕎麦屋「八甲田」にて、遭難をまぬがれる。
01/16 松島、震災1周年を前に、田里津庵にて「かき料理」を堪能する。復興の感触。
06/15 仙台、老舗ホテルの消滅にショック。ウエスティンの高層レストランをチェック。
06/17 青森、夏の青森。青森美術館と三内丸山遺跡に感激。縄文時代に思いを馳せる。
06/18 長野、善光寺まいり。長野美術館で東山魁夷の作品をじっくり鑑賞。
09/07 金沢、猛暑の中、兼六園、時雨亭にてM君に会う。滞在2時間。
09/08 仙台、定禅寺ジャズフェスティバルを観賞。
09/09 長野、再び善光寺に。長野美術館再訪。善光寺山門に登る。
09/10 秋田、20年ぶりの田沢湖訪問。湖畔にて、きりたんぼ食べた。

If you have much time you may go around all of TOHOKU area staying at some hot springs in a beautiful mountains or sea side.
For Example,6 days Plan.

TOKYO - SENDAI - MORIOKA - TAZAWA - KAKUNODATE - AKITA - SIRAKAMI - AOMORI - OIRASE - TOWADA - MORIOKA - TOKYO.

今年の旅行の中で特に印象深いのは、青森県の三内丸山遺跡だ。次は、十和田美術館にも行ってみたい。
また、昨年から連続して初夏と秋のベストシーズンに3回通った長野は、気持ちの良い町で、とても落ち着く。参道においしいものが沢山あるのがうれしい。特に、すやかめの味噌ソフトクリームが好きです。ワンデイトリップもいいけど、参道の旅館にも泊まってみたい。

2013年は、もう少し朝早く出発して滞在時間を伸ばしたい。冬の青森、秋田、大館もいいね。
夏には、秋田新幹線と五能線を使って、白神山地に行きたい。早起きすれば、日帰り可能だ。
また、今年は田沢湖までだったが、乳頭温泉まで行きたい。理論上はこれも日帰り可能だ。

2012年12月28日金曜日

Last Unagi in 2012

今年最後のうなぎは、竹亭銀座店のうな重です。
This year's Last Unagi, Grilled Eel on Rice Box at TIKU-TEI in Ginza.
休止中の「うなぎ研究会」であるが、先日、スポンサーがついたので、竹亭銀座店にて、うな重を頂くことが出来た。師走のうなぎは、なかなか感慨深い。

さて、本日のトップニュースは、松井秀喜(38)の引退である。朝、7時のニュースはほとんどのテレビ局で同時中継された。20年の野球人生を振り返る松井選手のお話に感銘を受けた。

昨日は、中村勘三郎の本葬、浅草から築地本願寺までの中継がされたが、こちらも感慨ひとしおである。

年末になって、少し淋しい今日この頃ですが、師走のうなぎで少し元気をつけました。

さて、今年のうなぎを振り返ってみると、2012年は重大な転機の年であった。「うな丼」史上、歴史的なエポックであったと言ってもよい。

<2012年のうなぎ界の動向>
(1)国産うなぎの歴史的不漁による、うなぎの高騰
(2)その理由は、乱獲による稚魚の減少。日本うなぎは絶滅危惧種となった。
(3)新たなうなぎの供給先を求めて、従来の東南アジア以外に、アメリカ、アフリカなどに調査中。
(4)うなぎの高騰により、都内のうなぎ屋の経営難、廃業が発生。(上野の「弁慶」など)
(5)うなぎ界の格差も広がる。老舗有名店のうな重の高騰のため、うなぎ研究会の活動は休止に追い込まれる。一方で、チェーン外食店の努力もある。その価格差は、約4倍。
(6)一方で、鰻の産卵についての研究が進んだ。シラスの生態についての発見もあり、将来的な養殖の可能性が出来た。(シラスの餌の研究等)

<極私的うなぎ体験2012>
(1)日本橋地区の研究が少し進んだ。例えば大江戸。いずもやなど。
(2)また、上野池の端では、従来からの亀屋、伊豆栄の枠に縛られた。
(3)その他の地区でもご無沙汰してしまった。南千寿、神楽坂、江戸川橋など。
(4)赤羽橋のN,吾妻橋のM、飯田橋のKなどの有名店について、近くまで行ったのだが、混んでたり、時間が合わなかったり、資金的に無理で断念した。来年の課題か?

<来年2013年の課題と抱負>
23区から出ていないので、来年は、埼玉県浦和地区、静岡県三島地区など、他県に出張したい。また、都内でも、いくつか発見したお店に訪問したいねえ。その為にも、家計を健全化したい。
(2012/12/28)

2012年12月26日水曜日

Annual Report 2012(3)

These days my pleasure is to go to Kabuki theater and see the favorite actors, to watch interesting movies, to see beautiful pictures, to listen comfortable music, to walk around Down Town and visit reasonable restaurants, to visit Japanese gardens and find Stone Lanterns or beautiful trees, to meet old friends and have a meaning less conversation, to read exciting novels or non fiction books, to guide foreign people the narrow street in Tokyo etc.

I have already reported about (1)Theater Plays and (2)Movies I saw this year. It was rather a good year for me about these two areas. I could enjoy three top Kabuki actors and found some nice movies though I know that I also missed so many good one. It is impossible for me to see all plays and cinemas even I have a lot of Time.

Now I must report about the Art Exhibitions and a few Concerts of this year.

<Art Exhibition>
01/11  上田宗箇展(松屋) 漫画へうげもんで再認識された戦国武将茶人。織部→遠州に続く。
01/27 「サロン・ド・ショコラ」(伊勢丹) 展覧会ではないが小生にとってはアートだ。
02/08  昭和会展(日動画廊)
02/24  松井冬子展(横浜美術館) 評判の美人画家の恐ろしい世界。
04/24 レオナルド・ダ・ヴィンチ展(ブンカムラミュージアム) モナリザが一杯。表情研究に感銘。
04/28  廃墟の画家ユベールロベール展(西洋美術館) 珍しい展覧会だ。ためになった。 
05/02 ボストン美術館展 里帰りした蕭白の「雲竜図」と等伯の「竜虎図」の対決!迫力。
05/20 「杜若展」根津美術館、昨年震災で延期となった尾形光琳のふたつの屏風。
05/20 秋山庄太郎美術館、昭和の大女優のポートレートが印象的。
06/15 宮城県立美術館、
06/17 青森博物館三内丸山遺跡、縄文時代にタイムスリップ。
06/18 長野信濃美術館、東山魁夷館、前から行きたかった。会員になった。
06/27 「杉本博司の写真」御殿山、原美術館、ここも前から気になってた。
07/13 エルミタージュ美術館展、記憶が途切れてるが行ってる。
07/21 上野「子供の絵本ミュージアム」、建物が素晴らしい。
08/01 成田一徹切り絵展「あの店に合いに行く」(丸善)、作者とお話しできたのに。
08/31 東洋の白い焼き物(出光美術館)
09/09 長野信濃美術館、東山魁夷館、今年二回目の訪問。
09/15 マウリッツハイス展(都美術館)、並んで見た展覧会はこれだけだ。
09/19 へちま忌(根岸、子規庵)、子規の机に感銘。
09/19 中村不折書道美術館、子規庵の向かい。
09/26 第59回「日本伝統工芸展」(日本橋三越)、現代の日本工芸の最高水準。
10/06 古谷蒼韻(フルタニソウイン)書道展(日本橋高島屋)、素晴らしかった。券貰った。
10/18 山本高樹「昭和幻風景ジオラマ展」(日本橋高島屋)、面白かった。券貰った。
10/20 横山大観記念館、ここも初めて訪問。
10/24 日動展(日動画廊)
10/24 ユトリロ展(ギャラリーためなが)
11/03 銀座画廊トーク「至峰堂画廊」
11/09 中国王朝の至宝展(国立博物館)、勉強になりました。夏の国は実在したんだね。
11/20 湯島天神菊まつり、展覧会ではないが、とてもきれいだった。
・・・この後、展覧会に行く気力がなくなった。沢山見逃した。後、地下鉄博物館も行った。

<Music Concert>
01/07  三越本店ホール、無料オペラコンサート(二期会)、偶然出会って聴き惚れました。
01/08 三越本店ホール、無料オペラコンサート(二期会)、翌日はわざわざ出かけました。
・・・お金があれば、本公演のオペラ「ナブッコ」も聞きたかった。
01/21 東京バラライカアンサンブル発表会(紀尾井ホール)、知り合いに会えてよかった。
02/18 科学館プラネタリウムコンサート「高野千恵ナツメロ」、無名の歌手のコンサートもたまにはいい。
05/18 新井満講演会+コンサート「千の風にのって」、この人、作家なのか音楽家なのか?
05/27 新橋演舞場「東をどり」、芝居の記録にも載せたが、むしろ音楽かな。
09/08 仙台ストリートジャズフェスティバル、沢山聞けた。
10/13 岩崎邸jホールコンサート、雰囲気がいい。
10/20 岩崎邸屋外コンサート、秋の日の午後、気持ちがいい。しかも無料。
11/16 嵯峨美子コンサート「青い空が見える」(博品館)、素晴らしかった。6000円。
11/17 西岡あかねフルートコンサート(文化会館)2500円
11/22 一葉小唄ごよみ(樋口一葉記念館)(無料)
12/14 中村ふこピアノコンサート(文化会館モーニングコンサート)500円
・・・文化会館小ホールのコンサートはいずれも若々しい音楽家の演奏で素晴らしかった。しかも低料金んで高水準だからうれしいですね。後、友人のA君から、ジャズコンサートの案内を貰ったのだが、夜間外出の手配が出来なかった。来年は、ブルーノートに行きたいのだが。

2012年12月22日土曜日

黄色い世界(4)

11月、湯島天神菊祭にて
The Yellow Chrysanthemum Flower at YUSHIMA TENJIN Shrine in TOKYO
I have just chosen some my favorite photos in the past article of my Blog.
And I have noticed that I like the colour of Yellow.

2012年の終りに当たって、今年の写真の中で気に行ったものを並べています。特に、黄色い色のものが好きです。

この管ものの菊花は、錦糸たまごを思い出させて、おいしそうですね。

黄色い世界(3)

12月1日、上野の国立西洋美術館にて
The Dramatic Statues of the CITIZENS of CARAIS 
この写真も、数日前にアップしたものの再掲である。
老人は同じ話を何度も繰り返して嫌がられるけど、ブログでも同じネタが何度も出てくるんだねえ。


黄色い世界(2)

11月22日に神宮外苑銀杏まつりにて
Twine Peaks of Ginkgo Trees in November
今年は、神宮外苑の銀杏祭を堪能したが、都内には、多くの銀杏鑑賞スポットがある。なにしろ、東京都のマークは銀杏なんだからね。

例えば、東京大学構内。明治神宮の周辺、例えば北参道。昭和通りの新橋寄りなど。

Do you know the Symbol Tree of TOKYO City is Ginkgo Tree? The mark of Metropolitan City is the Leaf of Ginkgo Tree which you can see on the Garbage Cars.

黄色い世界(1)

大きな銀杏の木の下で(12月1日、上野公園にて)
I found many Ginkgo Trees in UENO PARK.

秋のお化け灯籠(2)


上野東照宮の参道から離れて、一人ひっそりと佇むお化け灯籠。
高さ6mのこの巨大灯籠は、日本三大灯籠のひとつです。

秋のお化け灯籠(1)

上野東照宮の灯籠(3)


上野東照宮山門の両側に行儀よく並んだ灯籠
The Line of Stone Lanterns from the entrance Gate to the Main Shrine of TOSYOGU in UENO.

上野東照宮の灯籠(2)

上野東照宮の灯籠(1)

上野東照宮の灯籠

夕方の中央通りのヒカリミチ

2012年12月21日金曜日

歌舞伎座ビルを眺める

ANNUAL REPORT of THEATER in 2012
新しい歌舞伎座ビルの高層部分(写真真ん中の白く見えるの)はほぼ完成した様で、今は内装の仕上げ中。正面の大屋根も形は出来ている。来年の4月が楽しみですね!

今年の観劇を振り返ってみます。
01/03 国立劇場初日「三人吉左巴の白波」幸四郎
01/20 国立劇場「映像でたどる国立の歌舞伎」幸四郎
03/23 国立劇場「一の谷双葉軍記」団十郎
04/03 国立劇場「絵本合邦ヶ辻」三津五郎
04/21 未来劇場「シャンテ・ラ・レヴュー」(博品館)
05/27 新橋演舞場「東をどり」新橋芸者衆
09/22 新橋演舞場「天衣紛上野初花」吉衛門
10/25 新橋演舞場「勧進帳」団十郎、幸四郎
11/07 国立劇場「浮世塚比翼の稲妻
11/18 未来劇場泪と接吻」(シアターモリエール)
12/07 国立劇場「鬼一法眼三略巻」吉衛門

こうして見ると、幸四郎、団十郎、吉衛門の三人をお目当てに見ていることが分かる。残念ながら、勘九郎の襲名披露や、勘三郎の最後の舞台は見逃してしまった。
その他、新劇や商業演劇でも見たいのが沢山あったが、諸事情のため行けなかった。

未来劇場の2本はレヴューと芝居。ここの芝居は、過剰なセリフで疲れるが、独特のウエルメイド・ドラマの魅力がある。ただし万人向けではない。

三愛から和光を見る

The Annual Report of Cinemas in 2012
三愛の二階から和光ビルを眺めながら、今年見た映画を思い出す。
さて、今年ももうすぐ終わるので、1年間に劇場で見た映画を思い出してみます。
映画は、シニア料金で見られる絶好の娯楽で、平均月2回くらい見てる。ちょっと少ない?

<2012年の映画鑑賞記録>
01/28 Mission Impossible 4/Ghost Protocol
02/11  The Girl with the Dragon Tattoo
02/25  Edger
02/28  TIME
03/15 ヒューゴーの不思議な発明
03/16  War Horse (戦火の馬)
03/20 ローマの恋
05/26 Bad Teacher (キャメロン・ディアス)
05/28 テルマエ・ロマエ
06/06 Midnight in Paris
06/08  Men in Black3
06/09  Dark Shadow
07/02  Faust
07/14  崖っぷちの男
08/25 プロメテウス
09/19 最強の二人
09/25 プロメテウス(再見)
09/29 アイアンスカイ
10/03 Bourne Legacy
10/17  あなたに(高倉健)
10/31 天地明察
12/19 007スカイフォール

再見を除くと年間21本鑑賞。内、邦画は3本だが、いずれも水準が高くて感動した。

(1)一番感動したのは「戦火の馬」だ。第一次世界大戦の中、英国の農場から大陸に軍馬として徴用された馬と飼い主の青年の物語である。脚本、映像ともに素晴らしい。お薦めです。

(2)次に、「ドラゴンタツーの女」が素晴らしい。007のダニエル・クレイグが、弱い小説家役で出演。天才ハッカーのリスペット役のルーニー・マーラの存在感が、原作以上。次作も映画化してほしい。

(3)大好きなボーン・シリーズ第4作、「ボーン・レガシー」は期待はずれで残念。改めて、マット・デイモンの役者としての大きさを認識した。

(4)B級映画の怪作、「アイアン・スカイ」、「バッド・ティーチャー」の2本は、脱力感がいいけど、お薦めできません。

(5)巨匠リドリー・スコット監督の「プロメテウス」は、脚本は難ありだが、映像的な魅力のために2回見てしまった。これは、劇場の大画面で3Dで見る作品だ。

2012年12月19日水曜日

並木通りの黒猫?

カルティエショップのショーウインドウの中で猫が・・・。
よく見ると黒豹らしいけど。
Black Cat or Panther of Cartier Show Window in GINZA
The Window Sopping along GINZA area is quite interesting and economy pleasure which doesn't cost at all. It seems for me almost same with to visit Art Galleries or Museums.
The Black Panther on the Photo looks like a Cat because he is so pretty and cute.

この黒豹は、かわいすぎて猫にしかみえない。

立ったまま撮影したので、縦のカーテンのラインがゆがんだり、下の窓枠が、斜めで入ったり、A型の小生には不本意な写真である。

黒豹と同じ高さにしゃがめば、よいフレーミングになるけど、銀座の街角で、ウィンドーをしゃがんで撮影するのはちょっとスマートではないし・・・。

それに、硝子に撮影者の影が写る。よく見ると、私の手が反射してる。

それでも、銀座のウィンドーショッピングは楽しい。カルティエの時計とは、一生縁が無いと思うけど・・・。

有楽町ソニービルの壁面に007

007「スカイフォール」とロンドン地下鉄の関係
The Newest 007 Cinema, SKY FALL and LONDON TUBE.
50 Years Anniversary of James Bond.
冷戦時代は、ソ連のKGBや世界征服を狙う悪者と戦っていた英国諜報部員007だが、ソ連崩壊後は、テロリスト、武器商人が敵役となった。その彼も、歳をとった。なにしろ50周年だからね。

今回は、元M1-6の諜報部員シルヴァが相手だが、内部の敵というパターンは、名作「目撃者」(刑事ジョン・ブック)や最近の「ジェイソン・ボーンシリーズ」等、結構多いよね?

導入部分の追跡劇は、例によってありえないシーンの連続。イスタンブールの市場の中や屋根の上をオートバイで走ったり、最後は列車の上での死闘。

「列車の屋根での殴り合い」は、1973年、サム・ペキンパー、ロバート・アルドリッチ監督の傑作「北国の帝王」以来の伝統だが、今回は、仲間の射撃ミスによって墜落してしまう。あっ、これ以上はネタばれなので話しません。

でも、後半の主要な追跡シーンはロンドン地下鉄のテンプル駅とウエストミンスター駅の間で繰り広げられる。葛西の地下鉄博物館で見た「ロンドン地下鉄展」を思い出した。
この映画、後半のスコットランドは、西部劇の趣もあって好きです。スカイフォールの意味も明らかになる。(2012/12/19)


<Actors & Actoress Basic Data>
James Bond/Daniel Craig (ボンドは3作目)
Silva/Javier Bardem (No Country、Love in the Time of Choreru)
Gareth Mallory/Ralph Fiennes
Eve/Naomie Harris
Severine/Berenice Marlohe
Kincade/Albert Finney
M/Judi Dench(007 series, Schocola)
Q/Ben Whishaw (Perfume)
Patrice/Ola Rapace


有楽町マリオンと宝くじの行列

あんまり空が青いので・・・
有楽町の宝くじ売り場の行列が、なんとマリオンの前にも続いている。

小田急デパートから

小田急10階、テラス・カフェからの新宿西口の眺め
The Terrasse Cafe at 10th Floor of ODAKYU Department store
この喫茶店は、前の職場に近かったのでよく来た。三省堂書店や、伊東屋と同じ階だし、何よりもカウンター席からの西口方面の眺めがお気に入りだった。

目の前のスバルビルは真っ暗になってるが、その向うには東京モード学院のコクーンビルがそびえている。小生のお気に入りのビルの一つである。

この日は新宿で寄り合いがあり、時間調節のために、紅茶で長時間ねばった。この窓の下では、野田首相が最後のお願いを訴えていたが、空しい結果となったね。
(2012/12/15)


東京地下鉄ジオラマ

地下鉄博物館の中で、子供たちに一番人気のジオラマ。
色分けされた9本の地下鉄が線路を走りまわる。

ロンドンの最初の地下鉄

キングスクロスとバディントンの間
The Map of the First Tube between Kings Cross and Paddington.
1862年最初の地下鉄開業時のロンドンの交通網だが、これを見ると、ちょっと説明とちがう。
ファーリントンキングスクロス間が最初に申請されたということか?

実際には、キングスクロスからユーストンを経て、ビショップスロードの少し手前のパディントン駅までの路線が最初に開通したようだ。現在では、各鉄道ターミナルを環状につなぐサークルライン、その真ん中を東西に貫くセントラルラインなど、極めて複雑になっている。

007スカイフォールの中で、逃亡した敵を追うボンドは、テンプル駅からサークルラインで、ウエストミンスターに向かう。

途中、チャリングクロス(ビッグベンの右肩を過ぎた辺に現在は使用されていない無人駅があるのだ。


2012年12月15日土曜日

ロンドンの地下鉄

1863年、ロンドンの最初の地下鉄が、キングスクロスからパディントン間に開通した。
The First Under Ground Train, TUBE ran from Kings Cross to Paddington in 1863.
ロンドンの地下鉄はチューブと言う。アメリカ式にサブウエイというと、抜け道の意味になる。何故だろうかと思っていたが、ロンドンに行ってみて、納得。確かに地下の丸いチューブの中を、丸い地下鉄が走っているのだ。

11/20-1/14まで、地下鉄東西線葛西駅の降下線下にある「地下鉄博物館」で行われている「地下鉄誕生展」に行ってきた。

丸ノ内線の赤い車輌

懐かしい丸の内線の車両デザインは秀逸だった。
The Beautiful Colour Design with white Line on the Red Train was my favorite one.
赤い車両に白いラインは、東京の地下鉄デザイン史上最高傑作だった。現在この車輌は、南米で走っている。

12/15(土)は夕方から高校の友人たちと忘年会なので、その前に、地下鉄博物館に行くことにした。東西線、葛西駅には初めて行ったけれど、ずいぶん遠いんだねえ。池袋から丸の内線で大手町まで出て、東西線に乗り換える。いつの間にか、地下鉄ではなくて、高架線の上を走ってる。

基本的に、乗り物が好きなので、電車を見ると、微かに興奮する。子供たちは大騒ぎしてるけどね。
この博物館は、高架線下のスペースに作られているので、縦長だ。ロンドン、コベントガーデンの交通博物館に少し似てるが、規模は小さい。

そういえば、ヨークの鉄道博物館は素晴らしかった。今度は、埼玉の交通博物館にも行かねば、と思った。

日本初の地下鉄銀座線車輌

葛西駅高架下の地下鉄博物館に来た。
This Yellow Train reminds me the Yellow Submarine by Beatles.

喫茶店麦の250円コーヒー

昭和の学生街の典型的喫茶店、麦。
Old Fashioned Coffee Cup at Old Fashioned Cafe, MUGI
厚手の白いコーヒーカップで供される粉っぽいコーヒーは、昭和40年代の典型的なコーヒーの味だ。四谷しんみちの、ルノワールやアミティエの珈琲を思い出すなあ。

クラシック音楽の流れる店内は喫煙可で、新聞も沢山ある。そして、驚くべきはその250円という値段。


本郷三丁目「麦」のカレーライス

本郷三丁目、喫茶店「麦」のカレーライスは、喫茶店カレーの原点と言ってよいだろう。
The Curry Rice of CAFE MUGI at HONGO is a Typical Coffee Shop Curry in Japan.
小麦粉の入ったとろみのある典型的な昭和のカレーライスは懐かしい味がする。赤い福神漬白いらっきょうとのカラーコントロールも抜群。スプーンが紙ナプキンに包まれて出てくるのもにくい。

写真右上は、ウスターソース(黒いの)とカレーパウダー(銀色の)で、自分で味の微調整が出来ます。

これで600円、食後にコーヒーを頼めば、150円で付いてくる。しめて750円也。お腹一杯になる。


先日、紹介した、椿屋のビーフカレー1200円が、喫茶店カレーの進化系とすれば、この600円のカレーはまさに原点である。

晩秋の上野公園

晩秋の上野で、東京文化会館のモーニングコンサートを聴く。
The Morning Concert at TOKYO CULTURE CENTER at UENO PARK
12/14(金)の朝11時、文化会館のモーニングコンサートに初めて行った。この催しは、既に65回目で、ワンコイン(500円)で、コンクール入賞の有望若手のクラシック音楽を楽しめる。
喫茶店の「モーニングサービス」みたいにお得です。
この日は、中村ふゆ子さんのピアノ演奏。
朝、近所の病院に、母の薬を取りに行ったら、思ったより混んでいて、出発は10時20分。11時の開演に間に合うかぎりぎりだった。バスとJRで急いだが、11時をわずかに過ぎていた。

最初の演奏の合間にそっと入場させてもらってびっくり。最近、小ホールの演奏会に来ると、空いてるのに、この日は、ほぼ満員の盛況。うーん、一体どういうことか?

小生の解釈は、500円という低料金に、教養と時間はあるがお金のない文京区と台東区の年金生活者が大挙して集まったのではないか?実際、同世代以上の型が多い様な気がする。(ファンクラブもあるのかな?)

さて、中村ふゆ子さんは、来年成人式を迎える若きピアニストであるが、ショパン国際ピアノコンクール、アジア、コンチェルトC部門の金賞を受賞するなど、なかなかの実力。

この日の演奏は、初冬に相応しく、シベリウスの5つの小品(樹木の組曲)、ショパンのバラードと前奏曲。シマノフ(ポーランドの作曲家?)の変奏曲。そしてアンコールには、ショパンのノクターン。映画「戦場のピアニスト」で有名なしっとりとした曲だ。

華奢な中村さんだが、ピアノは力強く、瑞々しい。11月の西岡さんのフルートもそうだったけど、若い人の演奏っていいねえ。

<樹木の組曲> シベリウス
第1曲「ピヒラヤの花咲く時」
第2曲「さびしい樅の木」
第3曲「ポプラ」
第4曲「白樺の木」
第5曲「樅の木」

野口英世博士像


上野公園、科学博物館間近の林の中に佇む野口博士。
Dr. Hideyo NOGUTI is famous for his study of Yellow Fever in Africa
野口博士の銅像がここにあるのは、ずっと前から知っていたが、今日は、初めてじっくりと観察した。

天気もよく、コンサートの後で文化会館の精養軒でカレーライスを食べて、気分が良かったんだね。気持ちに余裕があったのだろう。

こうしてみると、なかなか格好いい銅像だ。試験管を構えて、ちょっと左足を前にしている。

2012年12月14日金曜日

カレーライスについての考察(3)

考察の(1)「カレーの記憶」では、日本におけるカレー発祥の聖地というべき、新宿中村屋ナイルレストラン、日比谷松本楼、海軍(日露戦争)の4つについて考えた。

カレーライスの歴史(1908~1945)
いみじくも、この中に、戦前の「カレーの歴史」(カレーヒストリー)が凝縮されているので、おさらいします。
(1)海軍カレー(黎明期)・・・20世紀初頭、ロシアとの帝国主義戦争の中で、海軍の栄養確保のために、英国式のシチューカレーに、小麦粉を混ぜてとろみを出す、日本式カレーが生まれた。

(2)とろみカレーの、国民への普及。(揺籃期)・・・学生食堂や、蕎麦屋のカレーという形で、庶民に広まり、20世紀半ばには、国民食となる。

(3)印度式カレー(転換期)・・・英国植民地だったインドの独立運動の指導者、二人のボースやナイルによって、香辛料を多用したインド式カレーがもたらされる。

(4)和風インドカレー(改良期)・・・中村屋松本楼等の洋食屋は、日本人の口にあう改良を重ねて、英国式シチューカレーとインド式香辛料の混合形態を完成させる。インデイカ米ではなく、粘り気のある日本米と合う味を追求する。

その後のカレーライスの歴史(1945-2012)

(5)カレーライスの多様化(発展期)
(a)学生街の喫茶店などの定番としてのオーソドックスなカレーライスが普及する一方で、
(b)特に香辛料の研究による辛味の追及により、上野のデリー、新宿の草枕、神保町エチオピアトプカなどの有名店が生まれる。
(c)さらに、銀座グリルスイスのかつカレー、巣鴨こなやのカレーうどんなどの亜流も生まれる。

(6)印度人による本格インドカレーの出現
1980年代には、高級店から、大衆店まで多くの印度人、ネパール人、パキスタン人によるインドカレーの店が生まれる。さらさらのカレー、ナンが一般的になる。

(7)カレーの国際化・多様化の時代
1990年代のエスニック料理(タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア)の普及に伴い、各国のカレーも普及する。特にタイカレーは、辛くてインパクトがあった。21世紀に入って、従来からのオーソドックスなカレー、欧風(英国風)カレー、スパイシーなインドカレー(各地別)、和風(カツカレー、カレーウドン等)が併存している状況である。カレー界は、ずっと前から多党化していたんだね!
(2012/12/14)

カレーライスについての考察(2)

カレーライスについての考察」のために、研究対象についての整理をしておこう。
このページの記事は、間違いが多かったので大幅に訂正いたしました

1.「カレーライス」という概念
これは、基本的には、「ごはんの上にカレーをかけた料理」です。
そのルーツは、20世紀初頭の日本海軍のカレーであり、英国のカレー料理を和風にアレンジしたものであった。
(英国カレーのルーツは大英帝国のインド支配にさかのぼる。当然、インドカレーと英国式カレーの違いも考慮しなければならないが、別稿にゆずる)

2.「ライスカレー」とは何か?
前には、「ライスの上にカレーをかければ「カレーライス」だが、カレーの上にライスがのっていれば、「ライスカレー」だという説を紹介したが、これはかなりの俗説・珍節であった。
別の説では、「カレーとライスを別々に提供する形式」というのがあった。

たとえば、中村屋とか精養軒風月堂などは、ごはんのお皿に、銀製の独特の形をした容器にカレーを入れたものを出す。結局、ご飯にかけるのだが、ちょっと高級感がある。
でも、そこのメニューには、「ライスカレー」とは書かれていないのだが・・・。

3.「カリーライス」という概念
これは、中村屋のネーミングで、従来の英国式和風カレーライス(海軍カレー)に対抗して、印度独立運動の闘士、ラース・ビハーリ・ボースが20世紀半ばに、中村屋に伝えたものである。
当初は、スパイスの多用と、長粒種の米が特徴だが、その後、日本人の口に合うようにジャポニカ米に変更された。現在の中村屋、チキンカリーにその面影が残る。

4.インド料理の中の「カレー」
20世紀末に、多くの印度人ネパール人によるインド料理店が増えた。彼らは、ナンサフランライス、長粒種米を使用した料理を提供した。特に、ナンとカレーの場合、カレーライスとは言いにくい。
カレー+ナンなんだから。
その種類も、チキン、マトン、野菜などが主流。ビーフやポークは、ヒンズー教イスラム教の教義から考えられない。

5.ローカルなインドカレー
また、中華料理と同じく、印度料理といっても、北インド南インドなど地方色を出すところもある。よりローカルに、カルカッタ、ムンバイ、デリー、ベンガルなどを名乗るレストランもある。
この分野は、将来の研究課題です。
シンガポールでバナナの葉っぱに載せた魚のカレーを食べたことがあるが、これは南インドらしい。

6.エスニックとしての「カレー」料理
1980年代には、世界的にタイ料理のブームがあり、その後、ベトナム、マレーシア、インドネシアのエスニック料理が人気であった。さっぱりとヘルシーな感じが女性に受けた。
特に、タイカレーには、独特なものが多い。これらは、「カレーライス」とは呼ばないね。

7.日本独特のカレーライス
(1)伝統的なカレーライス・・・とろみのついた和風カレーも健在だ。
(2)カツカレー・・・1948年、銀座の「グリルスイス」が発祥との説もある。
(3)カレーうどん・・・蕎麦屋のカレーというジャンルがついに一線を越えたという感じ。
(4)日本人によるカレー専門店・・・スパイスの多用に依る辛さをきそう感じ。
(5)洋食屋の高級カレー・・・資生堂、松本楼、精養軒、風月堂、桜井など。シチュー的カレー。
(6)喫茶店カレーの進化・・・日本的カレーの頂点。

このように、カレー研究の対象は極めて広く、深い。
また、歴史的にも、地理的にも広範にわたるものである。
(2013/6/8訂正)

2012年12月13日木曜日

Sweets Art (Archive)

白いケーキにとまるチョコレートの揚羽蝶。
The Chocolate Butterfly tasting the white Rose Cake.
All of this is made of Chocolate, Sugar and Cream

カレーライスの記憶

1.平均値の人は存在するのか?
今朝の東京は昨日に引き続き快晴。寒いけれど、典型的な関東の冬晴れです。気温は低いのに、南側のベランダは暖かくて、さっきふとんを干した。平均気温というのは、重要な指標だが、実際には、北側は寒く、南側は暖かい。どちらも事実だが、平均値で語ると、やや実態を見失うことがある。

例えば、平均貯蓄額というのがあるが、60代の平均貯蓄額は、約1600万円とのこと。だが、最も多い中央値は900万円だ。(マネーのトリビア、FPのマガイさんの記事参照)
ということは、平均気温(1600万円)より、はるかに暖かい場所(数億円)もあるし、とても寒い場所(貯金ゼロ)もあるということだ。実際には、平均値の人はいない、という不思議なこともあるんだね。・・・というわけで、南側のベランダは暖かく、北側の玄関は寒い。

2.天気がいいのにおでかけ出来ない理由。
こんなよい天気の日は、お出かけしたいのだが、二つの理由から出かけられない。
(1)お小遣いが切れた。(2)母の介護ヘルパーさんがくるので、その準備しなければならない。

そういえば、今月は、見たい展覧会を見逃してしまった。芸大美術館「尊厳の芸術展」(ガマンの芸術)である。これは第二次大戦中、米国の日本人収容所の中で造られた工芸美術品の展覧会で、美術部のK先輩推薦の貴重なものであった。残念!

3.カレーライスから見る日本・アジア近代史
そこで、今日は、出かけられないので、カレーライスの記憶をたどってみる。本来、取材すべきなのだが、記憶のみで記述するので、事実と食い違うこともあるかもしれない。

(1)新宿中村屋のカレーライス。
今工事中の中村屋には、若かりし頃、何度か訪問して、チキンの「インドカリー」を頂いた。このカレーの誕生には、インド独立運動の闘士、ラース・ビハーリー・ボース(1886-1945)が大きくかかわっている。すなわち、それまで、英国式のカレーが主流だった日本で、本格的なインド式のカレーを提供したのだ。なるほど、スパイスの使用が素晴らしい。レトルトカレーでも、中村屋のビーフ、チキンは、とても320円とは思えない美味しさです。(なお、「中村屋」の文字は、子規庵向かいに住んでいた、中村不折の書です)

(2)東銀座のナイルレストラン
昭和通りをはさんで、歌舞伎座の向かいにある可愛らしいインドレストランは、ガイドブックでもよく紹介される有名店だ。その創設者、A・M・ナイル(1905-1990)も、英国からの独立運動の闘士で、中村屋のラース・ボースや、インド国民軍のネタジ(指導者)、チャンドラ・ボース(1897-1945)とともに闘った。現在のナイルレストランのマスターはその息子さん。訪問したのは、かなり昔なので、味は覚えていない。再訪すべきかな?

(3)日比谷、松本楼のカレーライス
過日、有名な10円カレーを、1時間の行列の後に、初めて頂いて感激した日比谷、松本楼は、孫文との関係が深い。辛亥革命遂行中に、日本に亡命していた孫文に援助を惜しまなかったのが、アジア主義者で、松本楼の梅屋庄吉であった。大正3年には、孫文は梅屋庄吉宅で、宋慶齢と結婚式を挙げている。ロビーには、孫文夫人ゆかりのピアノが飾ってあった。
平日の「カレービュッフェ」は、二階ホールで、三種類のカレーライス食べ放題で1400円だからとてもお得です。日本人の口に合うマイルドなおいしさ。

(4)海軍カレー
昔、高校の学生食堂で提供されていた、小麦粉でとろみのついたカレーは、当時の一般的なカレーライスであった。銀色のステンレスの食器に、真っ赤な福神漬けとともに頂くのが正しい。これは、スパイスを多用して、さらさらのインド式カレーと異なる、英国式カレーとでもいうべきもので、ビーフシチューにカレーパウダーを入れたものである。日本式は、更に小麦粉を入れた。
ウイキペディア「海軍カレー」によれば、日露戦争当時、日本海軍の栄養状況を改善するために、導入され、1908年の「海軍割烹術参考書」で普及したとある。また、とろみをつけることで、揺れる船内でもこぼれないように工夫したそうです。なるほど!

・・・こうしてみると、カレーライスには、20世紀のアジアの独立運動の息吹が感じられるなあ。
(2012/12/13)

2012年12月12日水曜日

カレーと市民+総選挙予測

椿屋池袋店のビーフカレーセット
うなぎ研究会は、活動資金不足のため、カレー研究会にシフトしています。
さきほど、北朝鮮のミサイルが飛んだと言うニュースが流れた。とんでもないことだが、とりあえず落下に伴う大きな事故はなかったらしいので安心じゃ。

さて、米国の「財政の崖」は、オバマ大統領共和党のチキンレースの様相で、最後は妥協するだろうとは思うけど、EU経済の悪化とともに、世界経済に大きな不安要素を与えている。

そんな最中に実施される日本の総選挙だが、その結果は、わが家計にも重大な影響を与える。

朝日新聞の世論調査によれば、自民党が過半数で、維新もかなりの伸び。公明党は維持。
一方民主党は半減、どたんばに生まれた未来も伸び悩み。左翼の老舗、共産党社民党は苦戦とのこと。その他の小政党(改革、大地など)も苦戦だ。

ということは、現時点での予想される結果は、自民党の単独過半数で、倍内閣の誕生。となれば、以下の動きになるはず。

(1)「維新」(石原)と組んで、憲法改正。平和憲法の見直しと、自衛隊を国防軍にして、海外での軍事行動に道を開く。軍需産業はじめ関連産業の需要が伸びれば景気対策にプラス。国防軍の兵士を募集すれば、若者の失業も解消する。(米国のやりかただね)

(2)これは、領土問題での中国(+韓国、台湾)との対決姿勢を鮮明にして、東アジアの緊張を高める。→沖縄の基地強化、オスプレイ配備の必要性を強調するはず。地域紛争は絶対やめてほしいけどね。偶発的な衝突もあるかもしれない。

(3)インフレターゲットにより通貨供給を増やして、2%のインフレ。その結果、円の価値が下がるので円安となり、輸出大手(電気、自動車)はもうかるが、輸入品(原油、食料)は高騰。食品の値上げになる。

(4)インフレで2%+輸入品高騰で6%(例えば)+将来の消費税7%(2%アップ)とすれば、とりあえず10%の物価値上げ(?)。円安に伴う食料品の値上げは、電気代、原油値上げも加味すればもっと大きくなるかも?年金生活者にとっては、年金が1割減る勘定だ。

(5)円なので、海外旅行も控え気味になるが、海外からの観光客は元の水準にもどるかもしれない?旅行業界にとってはプラスマイナス0だね。我が家にとってはもう海外旅行は無理。

(6)原発は安全性(?)を見極めて、次々と再稼働開始。核のごみがどんどん増えるけど止む負えない。いずれ未来の人類が解決方法を見つけてくれるから心配しなくていい?(またはいっそ核兵器にしてしまうのか?)

・・・いやー、勘弁してほしいね。大震災後もうすぐ2年を迎える福島では、いまだに16万人が避難生活だし、福島第一原発の4号機だかの使用済み核燃料棒保管プールは、いまだに不安定な状態だと言う。大きな余震が来たらどうなるのか分からない状況で、更に不安要素を増やす?
この人たちの危機管理のセンスは理解しにくい。

・・・というわけで、12/16の選挙で、我が家の家計はさらに厳しさを増すはず。「うなぎ研究会」の再開は覚束ないので、この際「カレー研究会」にシフトした次第。今度、現時点までの研究成果を報告します。(2012/12/12)

2012年12月11日火曜日

カレーの市民

西洋美術館、前庭のロダンの傑作
The Statue of the Citizen of Calais, Les Bourgeois de Calais by Rodin.
この印象的な群像彫刻、「カレーの市民」は、14世紀半ば、英仏の100年戦争の時の史実に基づき、19世紀末にロダンによって作られた。注文はカレー市。

英仏海峡のフランス側の重要な港町カレーが1年以上包囲されたのち、イングランド王エドワード三世は、町の有力者6人の処刑と引き換えに市の解放を約束した。リーダーの6人が志願して、敵軍に向かう場面である。

この西洋美術館前の彫刻は、1953年に、オリジナルの鋳型から鋳造され、1959年に設置されたそうです。出来たら、台座の上ではなく、当初の意図に従って、地上に、設置してほしかった。

リーダーたる者は自からの死をもって、市民を守る義務と責任があるのだ。市の鍵を手に、昂然と頭を上げたサン・ピエール。しかし、死の恐怖や悲しみに頭を抱える人々もいる。

日本のリーダーも、間もなく交代するけれど、少々心配です。
なお、幸いなことに、イングランド王妃の嘆願のおかげで、6人の命は助けられた。
(撮影は、まだ銀杏の葉が散る前の先月)

2012年12月10日月曜日

青森県立美術館の犬(アーカイブ)

あおもり犬、奈良美智作
The AOMORI-KEN, AOMORI DOG at AOMORI MUSEUM

青森、三内丸山遺跡に隣接する青森県立美術館で会った、巨大な犬。

この写真は、今年の6月に撮影。
携帯写真の整理を兼ねて、お気に入りの街角彫刻を並べてみます。

ACCESS from TOKYO
Please take TOHOKU SHINKANSEN, Ballet Train, HAYABUSA from TOKYO to Shin-AOMORI.

There is a BUS from the station to the AOMORI MUSEUM and SAN-NAI MARUYAMA Ruins.

It is possible to return Tokyo in One day using the ballet train.

根津美術館の舟(アーカイブ)

根津美術館の池に浮かぶ舟
A Small Ship floating on a small Pond of NEZU Museum.
もう12月になり、都内の紅葉は散り始めている。今年は、例年訪れる紅葉スポット(注-1)に行けなかったので、昨年または一昨年の写真を眺めている。

写真は、根津美術館の池に浮かぶ小舟。
この舟の中で茶会をするのだろうか?

(注-1)
いつも行くのに、今年は何故か訪問できなかった都内の紅葉スポットは以下の通り。
The Beautiful Autumn Leaves Seeing Spots in Tokyo.
(1)六義園   Rikugien Garden
(2)古河庭園   Furukawa Garden
(3)根津美術館 NEZU Museum
(4)五島美術館 GOTO Museum
(6)浜離宮       HAMARIKYU Garden
(7)小石川後楽園 KORAKUEN Garden
(8)新宿御苑  Shinjyuku Gyoen Garden
(9)明治神宮   Meiji Jingu Shrine  etc.


マッカーサ−胸像

第一生命110周年記念企画として、マッカサールーム見学会を実施。
2012/7/18訪問

書道美術館の中村不折

根岸の子規庵向かいには、子規の親友、中村不折の書道美術館がある。
その中庭に立つ、不折像。

国立劇場ロビーの鏡獅子

七代目尾上梅幸の鏡獅子、平櫛田中作の大作。

2012年12月8日土曜日

東銀座

本日の銀ブラのコースは?
当初予定は、有楽町で、映画(007スカイフオール)を見るか、出光美術館で琳派の展覧会を見るつもりだったが、映画の時間に合わず、一旦、四丁目の喫茶店で休憩。

和光前に人だかりを発見。都知事選の、宇都宮候補の街頭演説会だ。終りの方を少し聞いてから、和光裏の画廊などを覗いて、松坂屋に行く。

お肉のスギモトは、長蛇の列なのであきらめ、東銀座に向かう。歌舞伎座裏のYOUにて、遅い昼食に、オムライスを食べてから、工事中の歌舞伎座の写真を撮る。

新橋演舞場に寄り、1月の切符でも買おうとしたら、発売は12日からだという。再び昭和通りに戻り、中央通りを四丁目に戻る。この時期、銀座はヒカリミチというイルミネーションで飾られる。4時を回ると、すでに点灯が始まっていた。

この日の銀ブラは、私の人生と同じく、漫然と無計画で、時間とお金を無駄にしただけであったが、「来年の手帳」を買ったのと、タウン誌「銀座百点」の12月号を手に入れたのがわずかな成果であった。
(2012/12/8、太平洋戦争開戦記念の日に)

歌舞伎座工事(2)

右側の破風屋根はほぼ完成か?
来年の4月が楽しみだ。

歌舞伎座工事(1)

歌舞伎座の工事現場、晴海通りに面した正面。
現場の労働者諸君がやってきた。

久しぶりの銀座(4)陰の道

銀座路地裏風景、三原通りから三原橋方面を望む。
快晴の土曜日、コントラストが強くて、三原通りは日陰になっている。

久しぶりの銀座(3)光る道

銀座路地裏風景、三原通りから新橋方面を望む。
銀座通りも、一歩裏通りに入れば、人通りは極端に少ない。


銀座中央道りの案内図は、大通りを水平に描くので、東西に走っているように見える。実際には、北東から、南西に斜めに走っているんだ。

だから、冬の午後になると、7丁目の方から西日がさしてまぶしい。

久しぶりの銀座(2)

都知事候補の宇都宮さんが演説していた。
そういえば、来週の日曜日は、投票日だ。

久しぶりの銀座(1)四丁目和光

師走の土曜日、歩行者天国の和光前。
三愛二階のドトールから見てると、和光前に、なんだか人だかりがしてる。のぼりやゼッケンも見えるので、多分選挙関係だと思う。

今週の徒然(師走第一週)

本日は、今年最後の歌舞伎鑑賞として国立劇場の「鬼一法眼三略巻」に出かけ、吉衛門の名演技で、今年を締めくくる予定だったが、思わぬ期待外れ。これは作品自体の責任で、吉衛門は弁護したいが、志村けんみたいな馬鹿殿ぶり(一条大蔵卿)やら、最後に生首の出てくるスプラッターの悪趣味やら、がっかり。

これでは、口直しに新橋演舞場に行かなければならないが、昼の部が「ごひいき勧進帳」、夜が「かご釣瓶」と「奴道成寺」では、他の月ならいいけど、年末に見るにはいささか躊躇する。「ごひいき勧進帳」では、首洗いのシュールな場面が見たくないし、「籠つるべ」は、陰惨なストーカー殺人みたいで、年末には見たくない。(夏向きだね)

やっぱり「歌舞伎の演目」は季節感が大事だよね?独断的に1年間をラインアップすると、こんなかんじでしょうか?

お正月は「助六」+華やかな舞踏、2月は大川端(三人吉三)、3月は「道成寺」(安珍・清姫)または「桜姫東文章」、4月は「世情浮名の横櫛」+「藤娘」、5月は「鳴神」+「毛抜き」、6月は「白波五人男」「山門五三桐」、7月は「夏祭り浪速の鑑」、8月は「四谷怪談」(お岩さん)か「牡丹灯籠」で涼しくなろう。

9月は「廓文章」(夕霧、伊佐衛門)か「心中天の網島」、10月は「銘木伽羅先代萩」、11月は「天衣紛上野の初花」(河内山と直侍)、12月は、「元禄忠臣蔵」か「仮名手本忠臣蔵」、というわけで、雪の中の「討ち入り」で、今年を無事に終えたかったなあ。

それにしても、12/5の「勘三郎死去」のニュースには参った。来年四月の「歌舞伎座」こけら落としまでには、元気に回復すると思っていたのでショックだ。

数年前に、団十郎が病気になった時は、年齢のこともあって、すごく心配したので、2010年(?)の国立劇場「引き」で復活した時はうれしかった。それに比べると、勘三郎は若いし、あんなに元気な人なので、全く心配してなかったため、不意をつかれたかんじだ。追悼番組も、悲しくて見る気になれない。

不意を突かれたと言えば、本日夕方の震度4の地震(東京)にも驚かされた。

そして、「総選挙」だ。昨日と今朝は、NHKの朝の連続ドラマ「純と愛」の後に、政見放送(東京)があって、思わず見てしまった。昨日は、(1)日本維新の会、(2)未来、(3)みんなの党、本日は(1)自民党、(2)共産党、そして不思議なことに自民党をもう一回放映したんだ?これおかしいんじゃない?

選挙コンサルタント、広告代理店が作成した各党の政見放送は、むしろCMと言うべきで、とてもうまく出来ている。特に、「維新」は、石原、橋下の二人がさっそうと現れて、はためく旗のイメージで、無駄に元気がよい。「みんなの党」は、渡辺代表が、スケートボードで飛び回る。やりすぎ?

できたての「未来」は、嘉田さんがソフトイメージで、スマートフォンの画面を押して、消費税NO脱原発YESと、ボタンを押す。うーん、これは、どちらもNOの方がいいから、脱(卒)原発ではなく、原発稼働にして、NOとしたかったね。

老舗の「共産党」は手作り感あふれる作品で、特にハイテンションの「維新」や「未来」に較べると、ぐっとローテンション。一般人(の役の人)が志位さんにいろいろ質問して、回答する形で、「大企業重視、アメリカのいいなりの政治を変える」と、とても分かり易い。

元祖「自民党」は、さすがにうまく、「日本をとりもどす」というコピーで、安倍総裁が元気だ。候補者も前職、元職交えた錚々たるメンバーであるが、ようするに、民主党から「権力をとりもどす」んでしょ。安倍さんも、国防軍、憲法改正、インフレターゲット(それから消費税アップ)等と、もう総理になったつもりだ。

そして、12/6の「朝日新聞調査」によれば、自民単独過半数の勢いだという。
歌舞伎だけでなく、政治状況もがっかりな年末になりそうです。
(2012/12/7~8)

2012年12月5日水曜日

焼き芋会レポート(3)

焼き芋ランチの完成
YAKI-IMO means Baked Sweet Potato
The Healthy Sweet Potato Lunch with Cheese and Wine and Honey.
ついに焼き芋完成。サツマイモの種類は、茨城産の「紅こがね」と、長崎産の「安能いも」の二種類。
WE prepared two kinds of Sweet Potatoes, BENI-KOGANE of IBARAKI and ANNO IMO of NAGASAKI Prefecture.

どちらも、ほっくりとおいしいが、安能いもの方がねっとり甘い。いい焼きあがりです。
Both of Potatoes are nice but ANNO IMO is rather sweet.

各種チーズと、ボルドー産の赤ワインで頂く。写真のチーズは大分小さくなってしまったが、ブルーチーズゴーダチーズカマンベル、どれも焼き芋によくあう。
Please try these Baked Sweet Potato with Cheese and Red Wine.

写真、右上の壷は、K君が作った壷。中身は水飴です。焼き芋につけてもいいけど、わりばしにからめて舐めるのが正しい。入れ歯にくっついて難儀する。



焼き芋会レポート(2)

下準備をしたサツマイモをストーヴに投入する。
北海道の民家では夏でもストーヴを使用すると言う。北海道にルーツを持つ、K君のストーヴの扱いは手慣れたものだね。焼き芋の投入の手つきも、ただものではない。

さて、庭木の手入れはなかなか厄介だ。都会では、落ち葉刈り取った小枝を、「ゴミの日」に収集車に持って行ってもらうのだが、なんか違うと思う。

落ち葉は、木の栄養になるし、木の枝は薪になる。ごみではなく資源のはずだ。

というわけで、この「まきストーヴ」さえあれば、どんどん伸びる庭木を伐って、薪にして有効活用できる。地震で、電気・ガスがストップしても平気なんだ。
(2012/12/2訪問)

焼き芋会レポート(1)

これが時計型まきストーヴだ!

2012年12月4日火曜日

中華思想を考えながら中華そばを食べる。

新宿南口、海神の塩ラーメン
RA-MEN is not the Chinese but the Japanese Noodle.
This SIO-RAMEN, Salt taste Ra-men Noodle is one of the Best Ra-men in Tokyo.
You can taste this healthy, cool and rich soup at KAIJIN, Neptune in Shinjyuku.
現在のラーメン界の主流は、太麺+豚骨+こってり系であるが、この海神の塩ラーメンはその対極にあり、細麺+魚系+さっぱり。

当日手に入った新鮮な魚からだしを取った透明なスープはすっきり絶妙。弱った体が生きるようです。かすかに見える紅白のつみれや、ネギのトッピングも上品だねえ。

まさに、歯が悪くなり、食も細くなり、高カロリーを避けたい、我々年金生活者にぴったり。

しかも、駅からすぐなので、寒い冬に、外気にさらされて風邪をひくリスクも低い。至れり尽くせりの塩ラーメンです。
(2012/12/02)


中華そばを食べながら中華思想を考える。

NHKスペシャル「中国文明の謎」第3部「始皇帝の野望」を見たので、メモしておきます。

1.これまでのおさらい
このシリーズの大きなテーマは、「四大文明の中で、メソポタミアエジプトインダス文明は、滅亡、断絶した(注-1)が、中国文明だけは、同じ場所で同じ文明(注-2)を維持してきた。その謎を解き明かす」ことだと言う。(番組HPより)

21世紀に入ってから、最新の考古学の発掘成果によって、伝説の時代、夏王国の存在が明らかになった。たまたま、国立博物館の「中国の至宝展」を見て、4000年前の中国文明の息吹を感じた。夏の時代に、すでに小型の青銅器(爵)が使用されていたのにも驚いた。
この「夏」(KA)は「華」(KA)に通ずるもので、後世の王朝は夏王を名乗って、正当性を主張した。

2.漢字の果たした役割、文明の継承
小生は初回は見逃したが、第2回「漢字」を見て、表音文字ではなく表意文字の「漢字」が、文明の継承性を確保する重要なツールであったことを知った。だから、ロゼッタストーンが無くても、殷の甲骨文字を継承した漢字が、発展して現代に継承されてるんだ。

3.新の始皇帝の「中華思想」
もともと、黄河中流域の中原(ちゅうげん)が文明の中心で、その四方は野蛮人の国だった。
東夷(とうい)、西戎(せいじゅう)、南蛮(なんばん)、北てきの四方である。(てきの字が見つけられません)まあ、どこの文明も、自分の所が世界の中心だから、周囲は皆、野蛮人なんだ。
(ちなみに、その四方を守るために、白虎、青竜、朱雀、玄武が、東西南北の守り神になる)

もともと、西戎(せいじゅう)の野蛮人である秦の始皇帝は、BC 221年に、武力による征服を遂げた後に、自らの正統性を確立する必要があった。そこで二つの方法を取った。

(1)夏の拡大解釈。
従来の中原から、秦の都、西安を含む広大な地域を中夏(中華)として、帝国の中心とした。
従って、中心にある秦は、中華の国で、西戎は、さらに西の地域とされた。ずるいね!

(2)同化政策
秦人(しんじん)と結婚して生まれた占領地の子供を,秦子(しんし)ではなく、夏子(かし)とした。つまり、秦の子供ではなく中華の子とした。

4.「中華思想」により、強大な帝国を作る。
始皇帝が作った「中華」という概念は、すごく便利なカラクリ・システムとして機能することになる。
すなわち、誰が(異民族が)権力を取っても、その正統性に利用できるシステムとなったのだ。

支配の仕組みとして、「冊封体制」を作り、周辺の野蛮人の国も朝貢すれば、存在が許されるようにした。帝国の中心は秦で、その周辺に冊封国があり、さらに朝貢する国々がある。その先は野蛮人の国だ。日本(倭)は、その後、朝貢して、金印をもらう。

5.北極星の力
さらに、北極星信仰に基づき、権威を高めるために、西安の都に、北極星を投影した施設を作る。
西安を流れるい水を「天の川」に見立てて、かんよう宮はペガサス、いすい橋はカシオペア、そして皇帝の住む宮殿、極廟(きょくびょう)は北極星という具合。

明、清の都、北京の天壇公園も、皇帝が天を司る証を示す、儀式の場所である。
中国は、異民族の興亡により異民族の王朝が生まれたが、多様でありながら、一つのまとまりを維持すことが出来た。その、思想的な背景が、「中華思想」であった。

6.近・現代における中華思想
辛亥革命によって清国は滅び、中華民国が生まれる。孫文は、民主国家を目指すと同時に、周辺の民族を同化する政策を取る。すなわち、中華民族という考えによる、「五族統一」というスローガンである。(五族とは、漢、満州、モンゴル、チベット、ウイグル)

毛沢東は、中華人民共和国の設立にあたって、「中国は多数の民族が統一して出来た一つの国家であり、一つの中華民族の国であると言っている。

7.まとめ
中国は、古代において、すでに一つの国家を目指した。
その3つの手段、システムが、
(1)夏の、宮廷儀礼
(2)殷の、漢字
(3)秦の、中華思想である。

4000年の歴史で培われた中華思想、島国日本の島国根性とは格段のスケールの違いです。
この帝国と交渉するのは大変だろうなあ。なんとか仲良くしたいよねえ。
(2012/12/4)

2012年12月3日月曜日

師走の徒然(1)

1.今年の「焚き火会」は「焼き芋会」にトーンダウン
昨日は、寒い中、友人のK君の家で、恒例の「焚き火会」(注-1)を敢行。・・・と言いたいところだが、同行した老人T君(注-2)が、「外でたき火は寒いから嫌だ」と言うので、止むを得ず、室内において、時計型マキストーヴ(注-3)にて、「焼きいも会」を敢行した。

2.九里四里うまい十三里
すなわち、水に浸した新聞紙で焼き芋をくるみ、更に銀紙(アルミホイール)でくるみ、マキとともにストーヴの中に放置すること小1時間。実に美味なる焼き芋が焼きあがる(注-4)のだ。「九里四里(栗より)うまい十三里」とは、けだし名言也。(この項目は、別途写真付きで報告の予定)

3.笹子トンネルの大事故に驚く
帰宅すると、「中央自動車道笹子トンネルの天井崩落」のニュースが飛び込んできた。前に北海道で、トンネル自体が崩落した事故(注-5)があったけど、今度は、トンネル内部の天井の落下だと言う。人生一寸先は闇だと思わせるような恐ろしい事故です。

4.経年劣化と点検不十分が原因か?
天井支柱の図解を見て、びっくり。丸いトンネル上部からつり下がった支柱が、1枚1~1.5トンもあるコンクリートの天井を支える構造なのだ。素人がみても、常に重力にひっぱられる危ない構造だ。しかも30年間、一度も部品を替えてないらしい。

5.我が家の老朽化も深刻
ここ10年間で、我が家でも、床が抜け、屋根がめくれ、壁が崩れるなどの事故が発生し、都度修理をしてきたが、最近では階段がみしみし言うし、襖の立てつけがすごく悪いなど、生活に支障をきたしている。同じことが、国家規模で発生(注-6)しているということなのだろうか?

6.中華思想の正体
昨晩は、NHKスペシャル「中国文明の謎」3回シリーズの最終回「中華思想の正体」(注-7)を見た。先月の「漢字」も面白かったけど、今回も楽しめた。国家の権威(正統性or正当性)をどこに求めるのか、これはいつも大問題だったんだね。(時間があれば報告したい)

7.日本における権力の正統(当)性とは?
今の日本では、まさか万世一系の皇室に正当性の根拠を求める人は少ないと思うけど、政府の正当性は、総選挙と言うことになっている。つまり「みんなが選んだから」正当だ、という理屈だね。

この場合、選出された政党に期間を区切って、「権力(行政権)の使用を許す」わけだ。また選出された議員立法権を行使する。これは、白紙委任ではなくて、事前に公約を示して選挙民の承認をとる。

8.もうすぐ総選挙
最近は、政党が公約違反したり、議員が政党を渡り歩いたり、新しい政党を勝手に造ったりして、政党数は一時14あったけど、今は少し減ったのかな?よくわからない。中には「太陽の党」なんて、「太陽の季節」のもじりみたいなのが出来たら2日で変更され、ギネスブック申請中だとか?

議員の顔ぶれも、ひたすら元気な人、今にも死にそうな人、完全な認知症初期とか、天性のうそつき、無意識的な詐欺師、暴走老人とか変な人が多くて困る。(実名を上げるのは失礼なのでやめます)・・・という訳で、12/16(日)は、楽しみでもあり、心配でもある。
(2012/12/3)

(注-1)「焚き火会」の詳細については、ラベル「How to make a TAKIBI Fire」をご覧ください。
(注-2)T君は、未だに現役の教育者であり、研究者である。本来なら、焚き火は寒いからいいのだけど、風邪でもひかれると困るので、彼の意向を尊重した。
(注-3)「時計型」というのは、大小の円筒がくっついた形で、調度、昔の柱時計を横にしたみたい。
(注-4)この「蒸し焼き」もいいが、焚き火の強力な火力による元祖「焼き芋」はさらに美味なのだ。
(注-5)「豊浜トンネル崩落事故」は、1996年2月10日、北海道余市と古平間の豊浜トンネルが、岩盤崩落し20名が即死した大事故である。
(注-6)国家の、①社会システム、②財政、③社会資本が、揃って疲労し、崩壊の危険性がある様に、我が家も、①家族関係、②家計、③家のメンテナンスの面で危機的状況にある。