2018年3月16日金曜日

増補忠臣蔵について

今年初めての国立劇場。
本蔵下屋敷は、「仮名手本忠臣蔵」九段目「山科閑居」の前日譚です。
家老の加古川本蔵が、高師直(こうのもろのう)に賄賂を渡したために遺恨を晴らす機会を失った若狭之助は、へつらい武士と非難される。
実際は、本蔵の忠義を知っている若狭之助。しかし、九段目では、本蔵は非業の死を遂げる。
「主従は三世じゃぞよ」との若狭之助の言葉に、虚無僧姿の本蔵はうなづく。
あまりに理不尽な封建的な人間関係です。
連想したのは、前国税庁長官のSさん。
首相の意向を忖度して森とも学園の国有地取引決裁文書改ざんを否定して見せた。
主人を思っての官僚の忠義だが、事態が変わり、全ての責任を押し付けられ、詰め腹を切らされる。
部下に全てを押し付ける主人、A大臣の理不尽。
嫌な渡世だなあ。

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