2018年10月17日水曜日

錦界隈 02

錦商店街手前のラーメン屋、万豚記(ワンフーチィ) は、担々麺もうまそうだが、財布には千円しかない。
このシチュエーションは過去の人生で何度か経験してます。特に印象的なのは、
(1) 2004年のロンドンで、明日は帰国の最終日。たまたま日曜日のため、高額のトラベラーズチェックを換金出来ず、手持ちの現金は僅かに10ポンド。
ロンドン橋たもとのグローブ座でエリザベス朝の残酷劇を鑑賞した後、夜のタワーブリッジに行き、時刻は九時を過ぎた。宿はキングスクロスだから、環状線ですぐと思ってたら終電がいやに早い。または事故か?地下鉄が止まってしまった。
10ポンドではタクシー代に少し足りない。時刻は10時を過ぎ、さすがに焦った。結局、パディントン行きの臨時バスを捕まえて何とかキングスクロスに帰れました。
(2) 1980年か少し前、博多に出張した帰りに、休みをとりレンタカーで唐津に向かう。唐津くんちのお祭りだったから11月の始めの頃。虹の松原のユースホステルに泊まり、唐津焼きの窯元を訪ねたり、玄海沿いの美しい道をドライブして博多に戻ったが、帰りの飛行機代金がない。
福岡銀行に行き、都民銀行のキャッシュカードを使おうとしたが当時は無理。
京都までの切符は買えたので京都で友人宅を訪ね一万円借りて東京に帰った。持つべきは金を貸してくれる友人である。
(3) 1989年、ベルリンの壁崩壊の冬、確か10月末か11月始め、マドリッドを放浪していた私は、ユーレイルパスでパリに向かい北駅近くの安宿に宿泊。とてもベルリンに野次馬に行く力はなかった。
その後、ロンドンで1ヶ月ホームステイして、航空券だけはあったので、12月末に成田に帰って来ることは出来た。しかし、財布には千円。
すべての所持金を使いきっていたのだ。空港に迎えに来るはずの家族も見えず、しばし茫然としていると、飛行機の中で知りあった英国人が心配して、どうしたのか聞いてくれたのが嬉しかった。

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